ご挨拶
~社會価値の創出により継続的な成長を目指す~
大和ハウス工業は1955年、「建築の工業化」を企業理念に創業しました。鋼管構造による創業商品「パイプハウス」をはじめ、プレハブ住宅の原點「ミゼットハウス」などを開発。以來、弊社は一貫して“多くの人の役に立ち、喜んでいただける商品開発やサービスの提供”に努め、世の中に必要とされる企業であることをすべての起點としてきました。これまで、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、醫療?介護施設等)など幅広い事業領域で活動しており、住宅(戸建住宅?賃貸住宅?分譲マンション)179萬戸、商業施設4萬3千棟、シルバー施設(醫療?介護施設など)7.7千棟を供給してきました。また、新築住宅だけでなく、リフォームや買取再販事業など住宅ストック「リブネス」への取り組みも積極的に進めています。
現在は、「人?街?暮らしの価値共創グループ」として、事業の川上から川下まで一気通貫の提案を可能とするグループ力で、絶えず変容する社會のニーズに応えるとともに、國內はもとより、世界各國においても、地元に密著した事業展開の「土臺づくり」に著手しており、さらなる業容の拡大に向け、弛まぬ努力で未來を切り拓いていきます。
あわせて、継続的な成長と強固な基盤を構築するべく、経営體制の見直しやコンプライアンス體制の強化、業務環境の改善を推進し、常に最適なガバナンス體制へとアップデートさせていきます。
これからも弊社は、創業以來培ってきたパイオニア精神のもと、常に先の先を読んだ事業の拡充に邁進するとともに、グローバルマーケットを見據えた社會価値の創出による継続的(サステナブル)な成長を目指します。
最後に、「東日本大震災」をはじめ多くの自然災害に見舞われ、未だ多くの方が避難生活を余儀なくされています。弊社グループは引き続き被災地の早期復興に向け、支援活動を続けてまいります。
2020年4月